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アフリカにおけるマラリアの現状

マラリアは、原虫の伝播を効率的に行うガンビエハマダラカによってサハラ砂漠以南のアフリカの多くの地域で蔓延しています。
 
抗マラリア 薬は、日常使用には高価で、かつ地域によっては薬物耐性のため、効果が期待できない場合があります。近年導入されたアルテミシニンをベースとした併用療法 (ACT)は、治療効果を上げていますが、初期の症例発見に限定されます。しかしながら、多くの場合、適切な手順を踏まないために診断が妨げられている のが現状です。僻地では、診断や迅速な治療を受けることがさらに困難となっています。一方で、有効なワクチンの開発の目処は現在立っておりません。

治 療薬による患者治療に加えて、媒介蚊対策によるマラリア コントロール プログラムが進められており、殺虫剤処理を施した蚊帳や室内残留噴霧、蚊の幼虫(ボウフラ)の生育地である水域での殺幼虫剤散布ならびに蚊の多い地区での 薬剤空間散布等が行われています。こうした蚊のコントロールによるマラリア予防は、その費用が薬剤治療や入院にかかる直接出費、ならびに生産性および教育 内容の低下に関連した間接的な代価よりも格段に少なく、経済的にも有益です。

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