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マラリア

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マラリアによる死亡の90%以上がサハラ砂漠以南のアフリカで発生しています。

マラリアは保健衛生上、重大な問題のひとつであり、発展途上国の経済成長を妨げる貧困の要因となっています。また年間で3.5~5億人を超える人が罹患し、100万人以上が死亡しています。現在は熱帯および亜熱帯地域固有の風土病で、主として中南米の亜熱帯、熱帯地域、サハラ砂漠以南のアフリカ、インド亜大陸ならびに東南アジアで発生しています。

被害者の多くは、幼い子供たち及び妊婦です。実際に、マラリアは30秒に1人の割合でアフリカの子供から命を奪っています。重度のマラリアから回復した子供たちの中には、学習障害や脳損傷が残ることがあり、妊婦やおなかの中の子供たちも特に感染の影響を受けやすくなっています。流行国では流産の60%近くの原因がマラリアで、大きな問題となっています。さらに、出生児の体重低下と母体の貧血の原因にもなっています。


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また国家経済に対する影響も大きく、世界銀行の試算によると、マラリアはGDPベースで年間120億ドルの損失をもたらしています。これは、サハラ砂漠以南のアフリカ全GDPの4%に当たり、GDP成長を1年当たり1%抑制していることになります。

従来使用されてきた治療薬への耐性が広がり、治療が困難になっていることが多々あるため、媒介蚊コントロールを介したマラリア予防が、地球規模でのマラリア撲滅運動において重要な役割を担っています。